二十四節気と七十二候。茶席が従う、一年の目盛り。
全 114 項目
穀雨の初候。水辺の葦が芽を出しはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸小暑の初候。暑い風が吹きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸夏至の次候。菖蒲の花が咲く頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸立春の末候。割れた氷の間から魚が躍り出る頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸立春の次候。鶯が山里で鳴きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸雪氷が解けて雨水となる頃。『こよみ便覧』に「陽気地上に発し、雪氷解けて雨水となればなり」という。草木が芽吹きはじめ、雛飾りを出す目安ともされる。茶席では『水温む』『下萌』『春の雪』などの季感が用いられ、まだ寒い中に春の潤いを尋ねる。[確]
球体でひらく ──▸芒種の末候。梅の実が黄ばんで熟す頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸冬至の次候。大鹿の角が落ちる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸小満の初候。蚕が桑を盛んに食べはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸掬水月在手の次候。霞がたなびきはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸芒種の初候。螳螂が生まれ出る頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸秋分の初候。雷が鳴りやむ頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸春分の末候。遠くで春雷が鳴りはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸立夏の初候。蛙が鳴きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸野草に宿る露が冷たく感じられる頃。『こよみ便覧』に「陰寒の気におうて、露むすび凝らんとすればなり」という。雁が渡り、菊が咲きはじめる。茶席では『紅葉』『菊』『暮の秋』などの趣向、深まる秋の景が映される。重陽も近い。[確]
球体でひらく ──▸寒露の次候。菊の花が咲きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸小寒の末候。雉が鳴きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸小雪の次候。北風が木の葉を払い落とす頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸寒露の末候。蟋蟀が戸口で鳴く頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸大暑の初候。桐の実が結びはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸立冬の末候。水仙の花が香りはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸白露の初候。草の露が白く光る頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸芒種の次候。朽ちた草から蛍が生まれる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸大雪の次候。熊が冬眠のため穴に籠る頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸土中で冬を越した虫が穴を開いて這い出る頃。『こよみ便覧』に「陽気地中に動き、ちぢまる虫、穴を開き出ずればなり」という。大地が目覚める春の躍動を告げる。茶席では『虫出し』『芽吹き』『春雷』などの趣向が現れ、生命のうごめきを映す。[確]
球体でひらく ──▸一年で昼が最も長く夜が最も短い日。陽の極まりであり、ここから日は少しずつ短くなる。『こよみ便覧』に「陽熱至極し、又、日の長きのいたりたるをもってなり」という。風炉の盛夏へ向かう頃で、直後の半夏生・夏越の祓と結びつき、水無月の菓子などが用いられる。[確]
球体でひらく ──▸清明の次候。雁が北へ帰ってゆく頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸寒露の初候。雁が北から渡って来る頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸穀物を育てる春の雨が降る頃。『こよみ便覧』に「春雨降りて、百穀を生化すればなり」という。種蒔きの好機とされ、春の最後の節気。茶席では『春雨』『若葉』『牡丹』などの趣向、晩春から初夏へ移る潤いの季感が用いられる。八十八夜も近い。[確]
球体でひらく ──▸処暑の末候。稲が実りはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸霜降の次候。小雨が時おり降る頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸季節の節目を祝う五つの式日。人日(一月七日)・上巳(三月三日)・端午(五月五日)・七夕(七月七日)・重陽(九月九日)からなる。奇数の重なる日に邪気を払う中国の風習が、日本の宮中行事と融合して生まれ、江戸幕府が公武の式日と定めた。茶の湯では各節句が席の趣向の大きな柱となり、菓子・軸・花の取り合わせを導く。年中行事の骨格をなす節目。[確]
球体でひらく ──▸春分の次候。桜の花が咲きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸大雪の末候。鮭が群がり川を上る頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸大寒の次候。沢の水が厚く凍りつめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸二十四節気・五節句のほかに、季の移ろいの目安として暦に置かれた日本独自の日々の総称。四季の土用・節分・春秋の彼岸・八十八夜・入梅・半夏生・二百十日からなり、明治二十年の暦から正式に登場する。農事や暮らしの知恵に根ざし、茶席でもこれらの節目が趣向や菓子の手がかりとなる。生活に密着した季の標。[確]
球体でひらく ──▸二十四節気の各節気をさらに三つに分け、一年を約五日ごとの七十二に区切った最も細かな季の枠組み。『東風氷を解く』『蓮始めて開く』『鶯鳴く』など、自然のうつろいを短い詩句で言い表す。茶の湯ではこの繊細な季の言葉が銘や趣向の源泉となり、五日ごとに移る景色を席に映す。季節感を極限まで分節した暦。[確]
球体でひらく ──▸小寒の次候。地中の泉が動きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸霜降の初候。霜が降りはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸穀雨の次候。霜が終わり稲の苗が育つ頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸太陽が黄経一八〇度に達し、昼夜の長さがほぼ等しくなる日。秋の彼岸の中日にあたる。『こよみ便覧』に「陰陽の中分なればなり」という。茶席では御萩や彼岸の趣向、萩・桔梗・芒などの秋の七草の取り合わせが好まれる。陰へ傾く均衡の節気。[確]
球体でひらく ──▸太陽が真東から昇り真西に沈み、昼夜の長さがほぼ等しくなる日。黄経の起点(〇度)であり、春の彼岸の中日にあたる。『こよみ便覧』に「日、天の中を行きて、昼夜等分の時なり」という。茶席では牡丹餅や彼岸の趣向、芽吹く草木の取り合わせが好まれる。陰陽の均衡をしるす節気。[確]
球体でひらく ──▸寒さが本格化する『寒の入り』の頃。『こよみ便覧』に「冬至より一陽起るがゆえに、陰気に逆らうゆえ益々冷ゆるなり」という。寒中見舞いを出しはじめる。茶席では『寒雀』『寒椿』『初釜』など、新年と厳寒の趣向が交わる。[確]
球体でひらく ──▸梅雨が明けて本格的な暑さに入る頃。『こよみ便覧』に「大暑来たれる前なればなり」という。七夕にあたり、暑中見舞いを出しはじめる。茶席では『天の川』『星合』『涼風』などの七夕の趣向が現れ、夏の涼を尽くす。[確]
球体でひらく ──▸寒さが進み、わずかに雪が舞いはじめる頃。『こよみ便覧』に「冷ゆるがゆえに、雨も雪となりてくだるがゆえなり」という。茶席では『初雪』『山茶花』『冬ざれ』などの趣向、深まる冬の静けさが映される。[確]
球体でひらく ──▸万物が成長して天地に満ちはじめる頃。『こよみ便覧』に「万物盈満すれば、草木枝葉繁る」という。麦が穂をつけ、生命の勢いが増す。茶席では『緑陰』『青葉』『卯の花』などの趣向、滴る緑の季感が用いられる。[確]
球体でひらく ──▸暑さがようやく退きはじめる頃。『こよみ便覧』に「陽気とどまりて、初めて退きやまんとすればなり」という。朝夕に涼風が立ち、二百十日の台風に備える頃でもある。茶席では『初風』『稲の花』『野分』などの趣向、移ろう秋の気配が映される。[確]
球体でひらく ──▸三月三日の節句。水辺で身を清め穢れを祓う中国の上巳の風習が、人形に穢れを移して流す日本の祓えと結びつき、やがて雛祭となった。桃の花・菱餅・白酒で女児の成長を祝う。茶席では桃・菜の花・貝合わせなどの趣向、『曲水』『雛』の銘が用いられる。春の盛りを祝う節句。[確]
球体でひらく ──▸五節句の最初。古代中国で正月七日を人の日としたことに由来し、この日に七種の若菜を粥にして食し、一年の無病息災を願う。日本の若菜摘みの風習と結びつき『七草粥』となった。新春の茶席では若菜・春の七草の趣向や、年改まる清新な取り合わせが好まれる。年の初めの節句。[確]
球体でひらく ──▸啓蟄の初候。冬ごもりの虫が戸を開いて出る頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸立秋の初候。涼しい風が立ちはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸春分の初候。雀が巣を作りはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸すべてが清らかに明るく輝く頃。『こよみ便覧』に「万物発して清浄明潔なれば」という。桜が満ち、花々がいっせいに開く春の盛り。茶席では『花明り』『桜』『春爛漫』などの趣向が尽くされ、一年で最も華やぐ季感を映す。[確]
球体でひらく ──▸白露の次候。鶺鴒が鳴きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸季節を分ける日。本来は四季それぞれの立つ日の前日を指すが、現在は立春の前日のみを言う。豆を撒いて鬼を払う追儺の行事が行われ、邪気を祓って春を迎える。茶席では『鬼やらい』『福は内』などの趣向や、節分草・柊などの取り合わせが見られる。新しい季を迎える境の日。[確]
球体でひらく ──▸小寒の初候。芹が盛んに育つ頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸露が冷えて霜となって降りる頃。『こよみ便覧』に「露が陰気に結ばれて、霜となりて降るゆえなり」という。紅葉が色づき、秋の最後の節気。茶席では照葉・名残の趣向、まもなく訪れる炉開きへの心づもりが映される。[確]
球体でひらく ──▸掬水月在手の末候。草木が芽吹きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸大雪の初候。天地の気が塞がって冬になる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸大暑の末候。夕立など大雨が時に降る頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸一年で最も暑さが厳しい頃。『こよみ便覧』に「暑気いたりつまりたる時節なればなり」という。夏の土用の最中で、暑気払いの工夫が尽くされる。茶席では平茶碗・洗い茶巾・葉蓋など涼を呼ぶ点前や、『滝』『清流』の趣向が用いられる。[確]
球体でひらく ──▸本格的に雪が降り重なる頃。『こよみ便覧』に「雪いよいよ降り重ねる折からなればなり」という。山々は雪に覆われ、年の瀬が迫る。茶席では『雪』『侘助』『枯野』などの趣向、炉の最も深まる季の景が用いられる。[確]
球体でひらく ──▸小暑の末候。鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸立夏の末候。筍が生えはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸小雪の末候。橘の実が黄ばみはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸七月七日の節句。日本古来の棚機津女の信仰と、中国の織女・牽牛の伝説および技芸の上達を願う乞巧奠が習合して生まれた。笹に願いの短冊を吊るす。茶の湯では『星合』の茶事として古来重んじられ、星・天の川・梶の葉・糸瓜などの趣向、笹や桔梗の取り合わせが用いられる。星に願う夏の節句。[確]
球体でひらく ──▸五月五日の節句。菖蒲や蓬を軒に挿し、菖蒲湯に入って邪気を祓う。菖蒲が『尚武』に通じることから武家で重んじられ、男児の成長を祝う行事となった。茶席では菖蒲・粽・柏餅の趣向、『菖蒲』『若葉』などの銘が現れる。風炉の季の入口にあたり、初夏の生気を映す節句。[確]
球体でひらく ──▸一年で最も寒さが厳しい頃。『こよみ便覧』に「冷ゆることの至りて甚だしき時なればなり」という。この寒の水は腐りにくく、酒や味噌の仕込みに用いられる。茶席では『氷』『寒月』『水仙』などの趣向、極寒の静謐が映され、やがて立春へ還る。[確]
球体でひらく ──▸立冬の次候。大地が凍りはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸九月九日の節句。陽数の極みである九が重なる日で、菊に長寿の力を見て菊酒を酌み、菊の被綿で身を拭って延命を願った。五節句の締めくくりとして本来最も重んじられた。茶席では菊・菊慈童の趣向、『残菊』『着せ綿』の銘や菊の主菓子が用いられる。長寿を祈る、秋の高雅な節句。[確]
球体でひらく ──▸大暑の次候。土が湿って蒸し暑くなる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸掬水月在手の初候。雪解けの雨で大地が潤いはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸立冬の初候。山茶花が咲きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸清明の初候。燕が南から渡って来る頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸白露の末候。燕が南へ帰ってゆく頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸処暑の次候。ようやく暑さが鎮まりはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸一年で夜が最も長く昼が最も短い日。陰の極まりであり、翌日からふたたび日が伸びる『一陽来復』の起点とされる。『こよみ便覧』に「日、南の限りを行きて、日の短きの至りなればなり」という。柚子湯・南瓜の風習があり、茶席では『一陽来復』『柚子』の銘が用いられる。[確]
球体でひらく ──▸立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前約十八日間をいう雑節。陰陽五行で各季の終わりを土に配することに由来する。とくに夏の土用は暑気の極みで、丑の日に鰻を食す風習で知られる。茶席では暑中の見舞いや、暑気払いの趣向と結びつく。季と季のあわいに置かれた、土気の期間。[確]
球体でひらく ──▸六月晦日に行う大祓。半年の間に身についた穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈る。神社に設けた茅の輪を八の字にくぐる『茅の輪くぐり』が行われ、京では三角に切った外郎に小豆をのせた菓子『水無月』をいただく。水無月の三角は氷室の氷を、小豆は邪気祓いを表す。茶席でもこの菓子と趣向が夏の節目を彩る。[確]
球体でひらく ──▸夏至の初候。靫草が枯れはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸冬至の初候。靫草が芽を出す頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸啓蟄の末候。青虫が羽化して紋白蝶になる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸小雪の初候。虹を見かけなくなる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸清明の末候。雨上がりに虹が見えはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸一年の太陽の運行を二十四等分し、季の移ろいに名を与えた暦の枠組み。立春・春分・夏至・立秋・冬至などからなり、現在も国立天文台が官報の暦象要項で日付を定める。茶の湯では席の趣向・道具の銘・菓子をこの季感に合わせ、節気の言葉が茶杓の銘や軸の取り合わせの源になる。季節を読むことが、茶の取り合わせの根幹をなす。[確]
球体でひらく ──▸立春から数えて二百十日目の雑節。稲の開花期にあたり、台風が来やすい厄日として農家に警戒された。茶席では初秋の風や野分の趣を映す趣向と結びつく。自然の猛威への畏れと収穫への祈りがこめられた、農事に根ざす季の標。[確]
球体でひらく ──▸梅雨の季節に入る暦上の目安となる雑節。実際の梅雨入りとは別に、太陽が黄経八十度に達する日として定められる。雨の季は茶席に独特の風情をもたらし、紫陽花・青楓・蛍などの趣向、雨を厭わず楽しむ取り合わせが好まれる。湿りの季の入口をしるす雑節。[確]
球体でひらく ──▸大寒の末候。鶏が卵を産みはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸草葉に白い露が結ぶ頃。『こよみ便覧』に「陰気ようやく重なりて、露こごりて白色となればなり」という。秋の深まりを告げ、月も美しくなる。茶席では『露』『秋草』『虫の音』などの趣向、しっとりとした秋の情趣が用いられる。[確]
球体でひらく ──▸小暑の次候。蓮の花が開きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸立春から数えて八十八日目。霜の心配が薄れ、農事の目安とされた雑節。とりわけ茶にとっては茶摘みの最盛期にあたり、『夏も近づく八十八夜』と歌われる新茶の季。この頃に摘んだ茶葉を壺に詰めて寝かせ、秋の口切で味わう。茶の一年の出発点をしるす、茶業に最も縁の深い雑節。[確]
球体でひらく ──▸立春の初候。東風が厚い氷を解かしはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸夏至から数えて十一日目の雑節。半夏(烏柄杓)が生える頃とされ、農事ではこの日までに田植えを終える目安とされた。盛夏に向かう湿熱の頃で、茶席では涼を取り合わせる工夫がいる。半夏生という草の名そのものが季を告げ、夏越の祓とも近い。梅雨明けへ向かう季の節目。[確]
球体でひらく ──▸夏至の末候。烏柄杓が生えはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸春分・秋分を中日とし、その前後三日ずつを合わせた各七日間の雑節。仏教の到彼岸の思想と結びつき、先祖を供養し墓参する日とされる。『暑さ寒さも彼岸まで』といわれ、季の転換の目安でもある。茶席では牡丹餅・御萩などの取り合わせや、彼岸花・しおれ初める草木の風情を映す。生死の境を思う季。[確]
球体でひらく ──▸立秋の次候。蜩が鳴きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸立秋の末候。深い霧が立ちこめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸大寒の初候。蕗の薹が顔を出す頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸小満の次候。紅花が盛んに咲く頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸芒(のぎ)のある穀物の種を蒔く頃。『こよみ便覧』に「芒ある穀類、稼種する時なればなり」という。梅雨入りも近く、田植えの季。茶席では『早苗』『青梅』『蛍』などの趣向、湿りを帯びた初夏の景が映される。入梅が続く。[確]
球体でひらく ──▸穀雨の末候。牡丹の花が咲く頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸秋分の末候。田の水を落としはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸夏越の祓の頃にいただく京の和菓子。白い外郎を三角に切り、上に小豆を散らす。三角は氷室から運んだ氷の欠片を、赤い小豆は邪気を祓う力を象る。氷を口にできない庶民が、せめて形だけでもと暑気払いに食したことに由来すると伝わる。茶席では夏越の祓の趣向に欠かせない主菓子として用いられる。[伝:由来は俗説を含む]
球体でひらく ──▸立夏の次候。蚯蚓が地上に這い出る頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸小満の末候。麦が熟れて収穫の時を迎える頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸秋分の次候。虫が土中に戸を塞いで籠る頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸霜降の末候。楓や蔦が色づく頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸啓蟄の次候。桃の花が咲きはじめる頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸冬至の末候。雪の下で麦が芽を出す頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸暦の上で夏が立つ日。『こよみ便覧』に「夏の立つがゆえなり」という。新緑がまぶしく、風炉の季へ向かう頃。茶席では『薫風』『若葉』『青楓』などの趣向が現れ、爽やかな初夏の気を映す。端午の節句も近い。[確]
球体でひらく ──▸暦の上で秋が立つ日。『こよみ便覧』に「初めて秋の気立つがゆえなればなり」という。実際は残暑の最中だが、手紙は『残暑見舞い』に改まる。茶席では『初秋』『涼風』などの銘が現れ、夏の名残と秋の気配が交差する。やがて名残の茶事へ向かう。[確]
球体でひらく ──▸二十四節気の最初。暦の上で春が始まる日で、前日が節分にあたる。『こよみ便覧』に「春の気立つを以てなり」という。寒さの底でありながら春の兆しを尋ねる頃で、茶席では『春隣』『東風』『若菜』などの銘が好まれる。立春から数えて八十八夜・二百十日などの雑節が定まる、一年の起点となる節気。[確]
球体でひらく ──▸暦の上で冬が立つ日。『こよみ便覧』に「冬の気立ち初めて、いよいよ冷ゆればなり」という。炉開き・口切の季にあたり、茶人の正月を迎える頃。茶席では『時雨』『初冬』『炉』の趣向、温もりを共にする冬の茶へと移る。[確]
球体でひらく ──▸処暑の初候。綿を包む萼が開く頃をいう。七十二候の一つで、約五日ごとに移る季のうつろいを短い言葉で言い表す。茶席ではこうした候の言葉が銘や趣向の源泉となる。[確]
球体でひらく ──▸